今のお片付けの仕事をするきっかけにもなった「育児ノイローゼだった私」。

現在は、子育ても、仕事も、自分のことも、楽に楽しく暮らしています。

小さいお子さんを子育て中のママさんに「どうやったら変われるのですか?」
とご質問をいただいたので、私が変わったきっかけ、楽になった経緯をまとめてみました。

あくまで私の場合ですが、少しでもお役に立てると幸いです。

私の育児ノイローゼどん底期

一番、精神的に辛かったし、酷い生活を送っていたのは、長男が0歳から1歳半までの間です。

里帰り出産から福岡へ戻り、育児から逃げたくて私が働き出しすまでの約1年半がどん底。

育児 行き詰まる
気力、前向きさはなく、外に出る気にもならず、平日の外出は食料品の買い出しくらい。

頑張って行ってみた子育てサロンでは、よそのお子さんと比べ、落ち込む。
(何しに行ってたんだ!w)

毎日毎日、夫が仕事に行くと心細く、帰ってくると1日の愚痴を泣きながら吐き出す。

そんな日々。

家が散らかるのは、息子がいるから。

まともな料理を作れないのは、息子がいるから。

お化粧もせず、パジャマで1日過ごすのも、息子がいるから。

仕方ない。

ぜーーーーーんぶを、長男のせいにして、、、。

実家が遠く行く場所がない。

夫の帰りが遅く頼る人がいない。

そんな私は、可愛そう。

当時は、本気でそう思っていました。

長男 お宮参り 太宰府天満宮 2007年2月
10年前の2月、太宰府天満宮。

長男のお宮参り。

長男をぎゅっと大事そうに抱えながらも、眉間にシワな私。(笑)

不安・不満もたくさん抱えてました。

フルタイムワーキングマザー時代の育児

とにかく育児が辛かったので、「働いたらこの子を胸張って預けられる。」と思い、子育て中心の生活よりも仕事をすることを選びました。

長男と二人きりの時間は減ったけれど、この時期は時間との闘いで、またイライラ。

今思うと、急ぐことなんて、できない1歳半の長男を相手に「早く早く!」ってどれだけ急かして、無理やり保育園に連れて行き、泣かせたことか。

「残さず食べて」「好き嫌いは駄目」「子供は9時に寝るもの」など、当時私が「正しい子育て」と思い込んでいた通りにならないと、ちょっとしたことでも、怒りが収まらず、攻め続けたり、罵倒することも、手を上げてしまったこともありました。

「私が関わると、この子は不幸になるかもしれない。もう、いなくなってしまいたい。」そう思ってしまうこともありました。

こんな自分のことを書くのは、情けないし、恥ずかしいし、勇気もいるし、抵抗もあるけれど…負のスパイラルから抜け出せたこと、似たような経験をしてるママさんは実はたくさんいて、相談すれば助けてくれることを知ってもらいたいと思い、書いています。

子供は成長するし、自分も成長できる。大丈夫。

当時、仕事を始める時には就職活動で受けた面接は10社以上落ち、保育園も無認可しか空きがなく、なかなか大変でしたし、「息子から逃げるなんて、なんて母だろう。」と、迷いもありました。

今となっては、あの状態で長男と2人きりで過ごすより、離れて過ごすことを選んで、良かったと思っています。

6年間の育児ノイローゼから変わった4つのきっかけ

長男出産後から約6年、精神的に不安定で泣いたり怒ったり、喜怒哀楽がとても激しく、そんな自分に疲れていました。

「どうしたら、優しい母になれる?」

「どうしたら、私、変われる?」

何度も何度も思うんだけど、できない。

抜け出したいけれど抜け出せない、そんな負のスパイラルから私が抜け出せた・変わった4つのきっかけをご紹介します。

    1. 飾らず話せる理解者 ママ友達ができた
    2. 臨床心理相談室に1年半通った
    3. ライフオーガナイズの考え・お片付けを知った
      (選択理論を知ったことも、大きかった)
    4. やりたいことを見つけたこと!

4つのきっかけにつて、詳しく書いていきますね。

1.飾らず話せる理解者 ママ友達ができた

長男4歳の時、夫の転勤辞令により、家族で佐賀に引っ越します。

仕事を辞めて、また専業主婦へ。

息子は幼稚園に通い始め、夕方の公園通いが日課となります。

結婚当初と同じく知っている人は1人もいないところからスタートでしたが、公園で何度も顔を合わせるうちに一緒に子育てすることになるママ友達と出逢います。

夏は大量の蚊と戦いながら、寒い雪の日も、雨の日だって、子どもも大人もたくさん遊びました。

毎日まいにち、たくさん話して、笑って、時に泣いて、私の性格も、息子の性格もお互いに知って、受け入れてくれる仲間ができました。

私が風邪をひいたときは、ご飯を持ってきてくれました。

いつも助けてくれる友達が近くにいたので、次男は里帰りせずに佐賀で出産しました。

みんなに可愛がってもらって、安心できる環境の中で、私も育児の楽しさを知ることが出来ました。

2.臨床心理相談室に1年半通った

引っ越してすぐで誰も知り合いもいなかった頃、幼稚園の役員をしました。

その役員の仕事の1つで臨床心理の先生の子育て講話を聞きに行くことになりました。

当時の私は、子育ての講話に苦手意識がありました。

子育ての本を読んでいるだけでも、理想の母親像とはかけ離れている自分を責めてしまうのが嫌だったので、役員のお仕事でなければ、その子育ての講話にも行ってなかったと思います。

でも、実際に行ってみると、母親にも凄く優しいお話しで、心が温かくなり、号泣し癒やされました。

今の子供との関係を改善する為にやってみようと思えることも簡単で具体的で分かりやすかったです。

その講話の後、しばらくしてイロイロあり(ブログでは書きにくいイロイロ…)、幼稚園の役員仕事で行った講話の繋がりから、臨床心理相談室に通うことにしました。

よく聞かれるので、書いちゃいますが、西九州大学の臨床心理相談センターに行っていました。

3.ライフオーガナイズの考え・お片付けを知った

1で出逢ったママ友達の1人に、お片づけや収納が大好きな人がいました。

私は、あまり深くかんがえたことなかった「お片付け」ですが、彼女と「暮らしや片付け」の話しはとても楽しく、いくら話しても尽きないほどでした。

ある時、夫のクローゼットを実際に彼女に見てもらい、アドバイスをもらって片付けました。

片付けサポート
また転勤があっても、引っ越し先でも使える物。

普段も使いやすく、引っ越しの時もそのまま持って行けるもの。

何を入れるかによって、サイズを測り、考えて、吟味して衣装ケースを購入しました。

そんな風に、先のことを見通して、しっかり考えて物を買ったことはありませんでした。

使い勝手も良くなり、すごく新鮮で、楽しかったです。

この日から、家中を片づけたくなり、夜寝ようとしても、アイディアがわいて出てきて、興奮して眠れないほど夢中になり片付け始めました。

次第に、彼女の趣味だと思っていた「お片付け」ですが、「あれ?私も片付け好きかも!?楽しいかも!!」と思うようになりました。

家の片付けを始め、ブログや雑誌などで、お片付けのことを調べる中で、ライフオーガナイズを知ります。

「それぞれの人の価値観を大切にし、心地良い暮らしを手に入れるお片付け」というライフオーガナイズの考え方に魅力を感じました。

当時、お片付けが楽しく、ワクワクしていたのはもちろんですが、「ライフオーガナイズの考え方が好き!何か(私の場合は子育て)変われるかも!」と、物が片付いた先の変化も期待し、次男1歳の時に、ライフオーガナイザー2級講座受講しました。

その1年後にライフオーガナイザー1級を取得しました。

4.やりたいことを見つけたこと!

ライフオーガナイズを学び、家を片づけていくなかで、自分の気持ちや行動も片付き始めたのか、自分を客観的に見られる部分ができてきました。

それまで何をやっても人並み以下で、自信がないから自分を諦め、諦め続けてるうちに「やってみたい」という気持も、自分で打ち消し、自分が何を望んでいるのかよくわからなかったです。

そんな私が、
「自分が人との出逢いや片付けで、楽になったことをを伝えたい!」
「お片付けを仕事にしてみたい。」
「たくさんのママさんと出逢い、家を片付けることから家事を楽にし、私の変化が今苦しい想いをしているママの何か役に立つかも知れない。」
と、夢を持ち、チャレンジしたくなっていました。

私に「やりたいこと」「夢」ができた時、夫も義両親もママ友達も私の学びのために応援してくれました。

その時、私はやりたいことを自由にさせてもらっているけど、私は夫や子供に対して「本当の意味で応援できているだろうか?」と思いました。

「子供の声を聞いているだろうか?」
「その声を尊重しているだろうか?」
「心からサポートできているだろうか?」

そこに気づいてからは、「家族って応援し合えるといいな。」と思うようになりました。

子供の成長の全責任を私が負う位の勢いで育てようとしてきたけれど、違う。

私は母として、子ども本人の成長を応援をする。サポートする。

段々とリラックスして、おおらかに子育てができるようになりました。

今の私は、あの時の「育児ノイローゼ」が原動力でもあります。

4つのきっかけから、頭も気持ちも空間も整理されていき、心がどんどん解放されました。

その先にやりたいこと(今のお片付けの仕事)を見つけ、より満足感のある毎日になりました!

ライフオーガナイザーとして活動を続けていくと、ママや子供に寄り添いたい想いは強くなっています。

ライフオーガナイザーとしてはもちろん、人としても、自分や家族、お友達やお客様の笑顔を増やせるようになりたいです。

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10年前「育児ノイローゼ」だった自分に伝えたいこと

子育ては愛情も労力も時間もお金もかけた大仕事だけど、ママになっても、自分自身の人生も続いていきます。

私の場合は、子供だけに集中せず、仕事に熱中して、子育てとパワーを分散させた今、ちょうどいいみたい。

「人」や「やりたいこと」との出逢いは、自分を変えるパワーがある!

だから、子育て始まって、もんもんとしてる人ほど、重い腰をあげてどんどん外へ出た方がいい!

児童館とか、子育てサロンもいいけれど、子どもの為に…だけじゃなくて、自分が楽しい事・興味のある事も!

私は、「ママ友達」「幼稚園役員→臨床心理相談室」「ライフオーガナイズのお片付けとお仲間」いろいろな出逢いがきっかけになり、育児ノイローゼから抜け出すことができ、今はやりたいことまで見つかり、日々すごく幸せです。

皆さんも、少しだけ勇気を出して、外に目を向け、助けを求めてくださいね!
自分と家族が幸せになる為に…♪

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