最終更新日2024年6月28日 by attaatta
親の家を片付けるというのは、自分の家を片付ける以上に難しくデリケートな部分があります。
ですが、このブログを読んでくださっている方は、実家が散らかっていることが気になっていたり、実家のお片付けをしたいとお考えの方なので、ご実家の暮らしを気にかけ心配しているのではないかと思います。
わたしは、その優しいお気持ちが、親に誤解のないように伝わること・丁寧なコミにケーションが、親の家のお片付け成功の秘訣だと考えています。
現役世代の皆様はあまりお時間がとれなくて焦る気持ちもあるかもしれませんが、お父さん・お母さんのお気持ちやペースに寄り添い、整理整頓を進めていくために気をつけるポイントをご紹介します!
親の家、何のために片付ける?
まずは、親の家のお片付け、いったい何のために?誰の為に片付けたいのか?
これを親子で丁寧に話し合っておくと、片付け途中のトラブルが減ると思います。
もちろん色々な理由があるとは思うのですが、
- 実家に帰った時に綺麗なお部屋でリラックスしたい
- 親孝行がしたい
- 高いところの物を取って怪我でもしないか心配
- 物が増えていて、躓いたりしないか心配
- いざというときの為に大切な物の位置を把握したい
自分の希望や、親を気遣う気持ち、お互いにとってメリットがあること…このような場合が多いのではないでしょうか?
その気持ちを親に誤解されないように伝え、「一緒に片付けたいのだけど、どうかな?」と押し付けにならないことも大切です。
片付ける際の親の心配事を取り除く
シンプルに考えると、「片付けてもらえるなんてラッキーなこと!」なのですが、そう簡単に進まないのが親の家の片付けです。
その理由として考えられるのは、
- 長年住んできた家なので、不便やお困り事に気づいてない
- 物を勝手に捨てられる不安
- 片付けて、物がどこにいったかわからなくなるのが嫌
- 自分の物を人に触られたくない
- 単純に片付けが面倒
- 忙しい子供たちの手を煩わせたくない
そんな親の気持ちも理解しつつ、「絶対に勝手には捨てないよ。」など、親の家の片付けでの注意点も根気よく話して、心配事を取り除いてあげましょう!
まずは、物の片付けよりも、もっと身近な「電球変えなくて大丈夫?」とか「一緒に大掃除しようか?」など、頼ってもらって大丈夫ですの姿勢を見せるところから始めるのもおススメです^^
親の家の片付けは時間がかかる
丁寧なコミュニケーションを重ね、いざ片付けを始める時にぶつかるのが、時間が足りない問題。
親も年齢を重ね、その分、物は増えている場合が多いです。
特に、同じ家に長く住んでいる場合は、物を見直す機会も少なかったので、大量の物がある場合があります。
そして、元気なご両親でも、さすがに10年、20年前に比べると、体力も判断力も落ちています。
ですので、実家のお片付けでスピードを重視するのは、ちょっと無理があることかもしれません。
親の家の片付けはを効率よく進める方法
少しでも効率よくお片付けを進める方法としては、子どもたちの判断に任せていい場所はないか?の確認。
なければ片付け計画・役割分担を徹底することです。
昔の子ども部屋など、子どもたちの物が多い場所は任せてもらえるかもしれません。
もし、お父さんとお母さんが、全ての部屋を「勝手に触られたら嫌」と感じておられるなら、今日はこの部屋をして、次はこの部屋をしよう!と計画を立て1部屋・1部屋、確実に片付けていくことです。
その時に、体力がいる物を出す作業や収納する作業は子世代が実施し、親世代には座って要不要の判断をしてもらうと、効率がいいです。
その時に、便利で快適な収納案が浮かぶかもしれませんが、親が「片付けて、物がどこにいったかわからなくなるのが嫌」と話していた場合は、「収納場所を変えても大丈夫?」と確認をしてくださいね!
親が快適に暮らすための片付けでもあるので、探し物が増えちゃうと負担をかけてしまうので気をつけたいですねっ^^
円滑に親の家の片付けを進めたいときはプロも一緒に
親の家の片付けをするにあたり、「そこまで片付けに時間をかけられない」「親子だけで片付けるとケンカになりそう」そんな時は、お片付けのプロのチカラを借りてください。
片付けの進め方はもちろん、身内だとつい忘れてしまいそうな細やかな配慮もしてくれます。
片付けにかかる時間も大幅に短縮できるはずです。
ただ、プロが得意な便利で効率的な収納に関しては、親世代が望んでいる場合のみがおススメ!
ご高齢の方は、新しい記憶が苦手だけど昔の習慣になっていることは得意だったりもしますので、そのあたりの配慮ができる片付けプロを選ばれてもいいかと思います。
親の家のお片付けで、親子のコミュニケーションUP
親の家を片付けることは、時間も労力も、時にお気持ち的にも大変な時があるかもしれません。
だけど、家族で過ごしたお家、家具や品物に共通の思い出が詰まっていることもあるので、物の処分や保管についても意見を交わし、家族が納得する形で進めることが重要です。
片付ける際に、思い出話しをしたり、感謝の気持ちを伝えると、お互いに気持ちよく素晴らしい時間になるでしょうね!
そんな時間になると、親にとってはお片付けが楽しい時間となり、モチベーションも保ちやすいでしょうね。
親の家のお片付けを、大切な思い出や家族の歴史と向き合い、親子のコミュニケーションを深めるチャンスととらえ、協力してお片付けできることを願っています!
一軒家のお片付け方ブログ:実家のお片付けは「親子のプロジェクト」
一軒家のお片付けブログ:一軒家を片付けきる!オススメの片付け順番
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