職場復帰前にやることで、個人的にとにかくオススメしたいのは、やっぱり「お片付け!」
忙しくなる職場復帰後の生活をイメージし、お部屋の中を整えておくと、家事・育児の負担を減らすことができます。
シンプルで無駄のない動線や、どこに何があるかわかる。
家族で協力しやすいお部屋作りをしておくのです。
今回、3人目のお子様を出産された育休復帰前のワーキングマザーさんのお片付けサポートをさせていただきました。
もくじ
育休中のママ「職場復帰までに片付けたい!」
育休復帰前の今、お子様のお世話や準備でお忙しい毎日を送っておられるママさん。
職場復帰後は日中はお仕事で家におらず、朝夕の時間で、育児をしながら料理や洗濯など日常の家事…さらにお忙しくなります。
産後、新生児を子育て中も授乳や抱っこ時間が長く、あまり時間はありませんが、職場復帰後も仕事が終わって、小走りで保育園にお迎えに行き、一緒に帰宅して食事準備、子どもをお風呂に入れたり、歯磨きしあげや、寝かしつけ、洗濯…と、家事・育児が続く毎日。
私も息子が1歳の時からフルタイムのワーキングマザーを3年経験しましたが、やっぱり何が大きいかって、家にいる時間がとにかく短い!=その間は家事ができない
睡眠、食事、身支度と家事・育児、疲れ果てて、寝落ちしちゃう日々でした。
お片付けのお悩み
ご利用者様は、未就学のお子様が3人おられるフルタイム勤務のワーキングマザー。
ヒアリング後、一緒にお片付けさせていただきましたが、物の取捨選択が判断も早く、片付け意欲も高い女性でした。
ただ、これまで、まとまった時間が取れなかったこともあり、
「どこから片付けよう?」
「何をどこに置こう?」
「子どもが増えて、どこに洋服を入れよう?」
と、片付けのお悩みをおもちでした。
職場復帰前に、洋服・おもちゃの整理
子どもの人数が増えると、洋服は増えます。
子どもの成長と共に、さらに洋服は増えます。
サイズアウトした子ども服は、小まめにチェックし、「お下がりとして使用する」のか、「別の場所に保管する」のか、「誰かに譲る」のか、「処分する」のか、「思い出として取っておきたい」のか、自分の基準で決めます。
決めて分けた洋服は、「今の季節に着るジャストサイズの洋服」と分けておくことが大切です。
今、着る洋服だけを入れたクローゼットは、着たい洋服が探しやすく、お子さまも自分で取り出しやすくなります。
リビングの子ども服とおもちゃを整える
まず取りかかったのは、洋服の仕分けです。
産後、ご実家で過ごしていた利用者様は家族5人分の洋服と一緒に、帰宅されていました。
季節の変わり目でもあり、お子さんのサイズアウトした洋服のチェックも必要。
新生児のお世話をしながら、一生懸命、片付けに取り組んでくださいました。
お子さんの小さなうちは、リビングに今使う子ども服を置き、大人の洋服とお子さんの季節外の洋服はまとめてクローゼット部屋に収納することにしました。
この時に、注意しておくことは、「季節を意識しておくこと」です。
お片付け作業させていただいた時は、これから夏を迎える時期でしたので、半袖のTシャツや半ズボンなど薄手の物が多いです。
ですが、冬はトレーナーや長ズボン、重ね着もしますのでかさが増します。
冬物が入るスペースを確保しておく、もしくは冬の洋服は少なめに持つなど、少し先のことも想定して、片付けることをオススメしています。
また、お子さんの洋服は年々、大きくなっていきますので、1枚1枚厚くなり、収納スペースも広く必要になってきますので、日頃からゆったり納めておくと、少し増えても洋服の管理が楽です。
お子様が自分で取れる見てわかる収納
この写真ではわからないのですが、お手持ちの収納ケースの中を少し仕切りました。
中を仕切って、ゾーン分けしたことで、靴下や下着などの細かい衣類がごちゃ混ぜになりにくく、パット見てなにがどこにあるのかわかります。
自分の洋服だけがキレイに入っているのが嬉しかったお子さまは、自分で取り出していたようです^^
下に小さなお子様がいて、猫の手も借りたいママさんにとっても嬉しいことですし、お子さんにとっても小学校生活に向けて自分の物の管理を意識することができます。
クローゼット部屋、物置部屋も物の位置を明確に!
リビングは子ども服やおもちゃを置きつつも、いつも過ごす場所なので、できるだけ広いスペースでのびのび暮らしたい。
ですので、「将来的には子ども部屋に…」と考えているお部屋に、今は大人の洋服と子ども達の季節外の洋服と季節外の物を片付けることにしました。
紙袋、布袋、ビニール袋にご用心!
現在、このお部屋はご家族はあまり利用されておらず、物置部屋化していましたが、これからは洋服を取りに来るので、スムーズに歩けるように、床置きの物を片付けていきます。
子連れでお出かけし帰宅してすぐは、忙しいです。
そこで、ちょっと置いちゃう紙袋や、布袋、ビニール袋、これらが出てくるお宅は多いです。
中身が見えないので、いつの間にか存在を忘れてしまうことも…。
中の物を出しちゃった方が、忘れずに活用できそうです!
収納用品、購入前に「物を分ける」
片付けをしていると、最終的には収納用品の中に物を入れて納めることは多いです。
ですが、片付けスタート時点で収納用品を買う必要はありません。
今持っている物を、しっかり分けてから、「どんな物を入れるのか?」「どこに置くか?」を決めてから収納用品を買うと、ちょうどいいものを活用することができます。
お片付けサポートでは、できるだけ手持ちの収納用品を使って、収納プランを考えます^^
職場復帰後の衣替え、極力 手間の掛からないように!
クローゼットお片付けアフターの様子です。
譲ってもらった子ども服の仕分けをのぞき、全ての物をチェックしました。
洋服は、人別・季節別・アイテム別に整理
クローゼットの中も、大人の洋服を人別に分けています。
スポーツウェアなどは、シワにもなりにくいのでケースに入れています。
スペースに限りがありましたので、冠婚葬祭用の洋服や、冬物コートなどは別の場所へ保管しています。
部屋の壁面に収納用品を配置し、種類別に分けて入れています。
部屋の真ん中は、いつも空けておけると、何を取るにも困りませんね!
カーテン下に置いている物の一部は、捨てる物をまとめています。
大人の洋服は衣替えやらなくていいように…
衣替えという家事時間を短縮するために、大人の洋服は衣替えをしなくていいように、配置しました。
引き出しごとに、夏物、冬物を分けていて、年中、取り出せるようにしています。
職場復帰後の片付けやすいように
今回、子ども服も大人の服もしっかり分けて、収納することができました。
ですが、お片付けした状態の維持も、快適な暮らしの大きなポイントとなってきます。
利用者様の場合、季節の変化や、お子さんの成長による「子ども服の入れ替えをいかに簡単にするか?」
お子さんのお洋服のお片付けご相談は、本当に多いです。
利用者様もおっしゃっていましたが、「こんなには着ていませんね。減らしても良いかも。」と、多すぎる場合は、「減らす」と管理する時間も手間もスペースもいらず楽です。
減らす場合、「捨てる」のか「譲る」のか、「ウエスとして使う」・「売る」など方法を決めておくと、また迷いもなく早く手放せます。
日常生活の中で、子ども服のサイズアウトに気づいたときに入れるボックスも準備しました。

お部屋が片付いていると、家事・育児の負担は軽減します!
利用者様もおっしゃいますが、元々片付けられない女だった私も、家が片付いている効果を実感しています。
- 何がどこにあるのかわかる。
- 必要な物がすぐに取り出せる。
- スムーズの通ることができる。
これだけでも、探し物をするというロス時間を減らすことができますし、「ない!ない!」とイライラすることは激減します。
床が見えていると、お掃除も簡単にできますし、気持ちの余裕も出ます。
私自身、片付け始めてから、いろんなことが好転しました。
「片付けができる」ということが自信に繋がったし、なにより、自分が理想とする空間に暮らせるって、幸せです!
実際の家事もスムーズにやりやすくなり、その分 子ども達に向き合う時間を作ることができました。
片付いていないことでお困りの方がいらっしゃったら、ぜひ自分の暮らしのベースを整え、ストレス少なく家事・育児を楽しんでいただきたいです^^
お片付けのお悩み、暮らしのご希望、ご予算に応じて、できるお片付けサポートをご提案させて頂きますので、まずはお気軽にご連絡ください。
※写真掲載はお片付けサポートご依頼のお客様のご快諾をいただき、紹介させていただいております。
片付けにお困りの方、お悩みの方に片付けの効果を知って頂き、お片付けのお悩み解決の後押しになれば…と、ご協力いただいております。
お写真・文章の転載はご遠慮ください。
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職場復帰前にやっておきたい「お片付け」をお手伝い!
「職場復帰にやること」の1つとして、心を整えておくことも、ほんとおススメです!
【初回のお客様限定!平日お片付けお試しパック 5時間/19,800円】
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