物を捨てられない人に、無理やり捨てさせようとするのは、片付けの妨げになる場合があります。
人が暮らしていく中で、物が増え、不用になった物を捨てるという行為は一生続きます。
そんな片付けで、無理やり捨てさせて、物を減らして、1度は完璧に片付いてもリバウンドしてしまう率は高いです。
なぜなら、人は自分の意志ではなく、無理やりさせられたことには、拒絶感を感じやすいからです。
また、自分で考えて手放すことにより、自分の中での物を手放すルールができてくるので、もし勝手に捨てられていたとしたら、その手放しの軸はできないままになってしまいます。
もくじ
「片付ける=捨てる」ではない
「じゃあ、片付けてほしい時どうすればいいの?」とお思いの方、大丈夫です。
「片付ける=捨てる」以外にもできることはあります。
わたしが捨てられない方とお片付けさせていただく時は、ひたすら「分けます」
食品だったら、賞味期限別や、麺類とか粉物とか種類別に。
洋服だったら、夏冬や、アイテム別や、子ども服の場合はサイズ別など、とにかく分ける!
捨てるのが苦手とおっしゃってた方も、総量がわかることで、手放されることがあります。

物の置き場を作る
他にも、捨てる以外にできることはあります。
物の置き場を明確にすることです。
分けた物を使用頻度や種類別に分けて、収納します。
種類に分けて置くことで、探し物が減り、同じ物を買ってしまったり、物を腐らせてしまって無駄にすることが減ります。

自分で決めることが大事
物を捨てられない人に、無理やり捨てさせようとしなくても、片付けていく中で、自ら捨てようと思うタイミングがきます。
本人が片付けを進めていく中で「これはいる・これはいらない」自分の軸ができる瞬間です。
この軸ができると、その後の買い物の仕方も変わります。
そして、物を手放す基準もできてきているので、以前より散らかりにくくなります。
だから、その時を待つのが実はとても大事なのです!
時間はかかりますが、その後の暮らしや片付けのことを考えて、本人がコツコツ片付けを繰り返す。
長い目で見ると、このコツコツが散らかりにくいお部屋を作る近道かなと思っています。
わたしは、そうやって待って「今っ!」ってタイミングに立ち会わせていただけるこのお仕事にとてもやりがいを感じています^^


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